君よ知るや 南の国

2010.08.20 Category Design

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久しぶりに天神大丸に入っている紅茶屋さん「ルピシア」で、紅茶を買いました。
(三迫家の朝はミルクティーを飲むという習慣が、いつの間にかできてた)

そこで見つけたポスターが、これ↓

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「君よ知るや 南の国」というコピーがとてもいいなあ、
昔の言葉遣いって、なんだかオリエンタルで素敵!と思って
iPhoneでメモがわりに写真を撮っておいたのでした。

この一文、自分の心には確かに引っかかったので
「どんなコピーライターさんが書いたんだろう?」と思って自宅で調べると…

詩人・ゲーテの「ミニヨンの歌」の一節を、
森鴎外や当時の作家さんたちが翻訳したものでした(全く予想外…)。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
君知るや南の国

レモンの木は花咲き くらき林の中に

こがね色したる柑子は枝もたわわに実り

青き晴れたる空より しづやかに風吹き

ミルテの木はしづかに ラウレルの木は高く

雲にそびえて立てる国や 彼方へ

君とともに ゆかまし

(森鴎外・訳)
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うっとり…

これをフレーバー烏龍茶のコピーにしよう!と思った人も尊敬します。
最近、自分の中で「先人に学ぼうキャンペーン」を実施中なので、
もっと色んなものに触れて行きたい今日このごろであります。


Comments

  1. れいなじょー Says:

    昔、児童文学シリーズで『君よ知るや南の国』というお話を
    読んだことがあって、細かい内容は忘れてしまったのだけど(笑)
    女の子が目隠しをして並べた卵を割らずに踊るシーンと
    この題名が心に残っていたので、タイトル見てどきっとしました。

    懐かしい。。。

    以前、コピーライターの方に
    「ひらめきというのは、天から降ってくるものではなく、
     自分の中に蓄積されたものから出てくる」
    と言われて、なるほどなぁ。。。と思いました。
    いっぱいいろいろなことに触れて、ひらめきの種をためておきたいですな。
    私もそのキャンペーンやろっかなー。

  2. タロウ Says:

    こんにちはー。
    児童文学シリーズ、調べてみたらゲーテの原作をわかりやすく
    書き直したものみたいですね。僕は全然知らなかったので、
    単純に素敵なコピーだなあと思って見てました。

    そうそう、あわさんに頂いた「アイデアのつくり方」っていう本にも
    アイデアは蓄積から出てくるんだって書いてたような気がします。

    ここ数年、ずっと仕事に追われていて物事をゆっくり考える機会がないので
    せめて先人が時間をかけて作られたものに触れて、
    どうにかなったらいいなーと思っております(他力本願)!

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