<Swiss 09>ドイツ・Vitra社に行ってみた。

2010.09.24 Category スイス, 旅行



デザインユースホステルに泊まった(前回)翌朝、バスでお出かけ。
これ、朝8時のバス停周辺なんですけど、日本では考えられないほど
すっごくのんびりしていて、気持ちのいい朝でした。
(向こうのバスや電車のドア、自分でボタンを押さないと開かないんですよー)

数十分後、到着したのはドイツ(近い!)のWeil am Rheinという場所にある…


vitra社でした。
イームズ・パントン・イサムノグチ・ジャスパーモリソンなどの
超有名デザイナーの家具を生産している会社で、美術館&ショールームとして
休日に一般公開されているんです。

僕が初めて「デザイナーズなんとか」を意識するきっかけになり、
ずっとカタログを眺めて憧れていたメーカーなので、
「地球の歩き方」にこの場所が紹介されているのを発見して、
ここは絶対に行かねば!と思っていたので、感慨もひとしお…。

※ちなみにバス停はジャスパーモリソンさんのデザインだったらしいのですが
これを書くタイミングで気付いたので、写真が撮れず残念です。


入り口に入ってすぐに見えてくるのが、フランク・ゲーリー設計の
「Vitra Design Museum(1989年)」。この写真だと分かりづらいのですが、
一発でこの人!と分かる、特徴的なデザイン。
このときは館内で、vitraのスタンダードな家具からポール・ランドさんの
IBMのポスター、無印のビーチサンダルまで、時代を超えて愛される
デザインの展示が行われていました。


ミュージアムで申し込みをすると、敷地内の建築ツアーに行けるということで
(ツアーでしか見られない建築が結構あります)、入館料+9.5ユーロのお金を払って
他のお客さんたちと一緒にツアー開始。vitraのお姉さんが英語・ドイツ語で解説してくれます。
どちらも微妙な僕は、何を話しているかほとんど分からなかったのですが
人や会社の名前と「機能的」「快適」が連呼されていることは分かりましたよ…。


まずはバックミンスター・フラーさんの「DOME(1915年の建物を移築)」。
フレームから外壁用の素材をぶら下げる構造。これ、90年前に作られたんですね…。


こちらはジャン・プルーヴェさんの「PETROL STATION(1953年の建物を移築)」
プレハブ式のガソリンスタンドらしいのですが、色合いがとっても素敵。
僕の事務所、これでいいです!


機能的…というか、割り切りの素敵な案内板。
この写真はFuturaが好きな篠田さんへ。


ニコラス・グリムショーさんの「Factory Buildings(1981年)」。
見るからに機能的なデザイン。完成した年に火災で焼けた後、半年で再建されたんですって。
建てやすい構造なんだろうなあ…シンプルな形だし。


こちらはアルヴァロ・シーザさんの「Factory Buildings(1994年)」。
橋みたいなものは可動式の屋根になっていて、雨の日は降りてくるらしいですが
横からの降り込みには対応できるのか、ちょっと不安な気もします。

みんながカメラやメモを向ける相手は…


ザハ・ハディドさんの「Fire Station(1993年)」でした。
この人は東京のNeil Barrettの店舗デザインなどもされているので、僕でも知ってました。
前述の工場が焼けたあとに、消防署として建造されたんだそう。


それ自体が彫刻みたいに見える雰囲気。ゲーマーとしては
任天堂の「スターフォックス」ぐらいの時期の3Dゲームを思い出すような…


反対側に回ると、こんな感じ。実は秘密裏に開発された宇宙船で…とか
これは高速飛行形態で、接近戦用に人型にチェンジできそう…とか
どうでもいいような妄想が膨らむデザインですね!


この建物は中に入れたので、消防士さんたちの更衣室を見学したり…


ミーティングルームに座ってみたり(照明の埋め込み方が好みでした)…


消防車のガレージに入ってみたりと、堪能しました。


その後、引き返しながらクレス・オルデンバーグさんの「Balancing Tools」を眺める。
これは分かりやすくていいオブジェでした!


最後に向かったのは、安藤忠雄さんの「Conference Pavilion(1993年)」。
安藤さんのヨーロッパデビュー作、と言っていた気がします。
半地下&コンクリートへのこだわりが感じられますね。


こちらも中に入れたので、みんなで見学。
インテリアはイームズとジャスパーモリソンで統一されてました。


撮影に余念が無い学生さん。


地下から上を眺める学生さん。


ツアーに参加していないので、外から眺めるおじさんたち。
この写真、けっこう好きかも。


最後に会議室でいろいろレクチャーをされてました。
英語力があれば、社員の方に直接いろいろ聞けるので、建築やプロダクトに
造詣が深い方なら相当楽しめると思いますよー。

行きたくなった方は、↓こちらの情報をどうぞ!

ヨーロッパ最強ファニチャー・ブランド「ヴィトラ」の魅力。:hhstyle.com
http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&req=IPRODUCT&code=ftr_vitra



次回はもう一つの目玉「Vitra Haus」に向かいます。
写真はミュージアムに併設されていたワークショップルーム。
社会見学とかでこういう場所に来たら楽しいだろうなー!


Comments

  1. ヤカベ Says:

    行きたい行きたい行きたい行きたい ! ! ! !

    ステキな写真をありがとうございます !

  2. タロウ Says:

    おお、ありがとうございます!
    いつも買い付け日記を楽しませていただいているので
    これでちょっとお返しできれば(図々しく)…。

  3. <Swiss 10>ドイツの「VitraHaus」で暮らしたい。 | taromagazine™ Says:

    […] 前回紹介したVitra社の敷地の中にある「VitraHaus」。 […]

  4. vitra社のカタログ | グラフィック&WEBデザイン 朝倉由美 Says:

    […] て 私はよくどの国に属しているのかあやふやになりますが、スイスです。バーゼルという街。 いつか絶対行ってみたいなvitra本社!(←うらやましい) ミュージアムとかあるんですよ。 […]

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